PostgreSQL に航空路線のデータを格納する例を考えてみましょう。現在世界には約三千五百の空港があり、それらの空港を結ぶ航空路線
は数万に及びますが、羽田空港からシアトルタコマ空港への直行便は、航空会社の別を考慮しなければ一路線しかありません。条件は「羽田発
シアトルタコマ着」のみです。
しかし乗り継ぎを考慮すると、羽田からシアトルタコマへの経路は複数通り存在します。クエリの条件は「羽田発・空港（A）着」「空港（A）発シ
アトルタコマ着」です。さらに乗り継ぎが二回になると、「羽田発・空港（A）着」「空港（A）発-空港（B）着」「空港（B）着・シアトルタコマ着」とな
り、経路のパターンが増えることが分かります。空港（ノード）の数より、路線（エッジ）の数がかなり多くなるのはこういう理由です。
航空路線の場合、乗り継ぎ回数がそれほど増えることはないので、クエリもあまり難しくなるとは考えにくく、SQL で十分対応できるでしょ
う。